シネマで死ねない

語ることについて語るときに僕の語ること

発祥の地でモーニングをはしごしてきた

この前の週末にモーニング発祥の地・愛知県一宮市でモーニングのはしごをしてきた。

そもそも名古屋にライブ観に行く予定があって、せっかくなので何か他のこともしたいなと思っていた。出発日3日くらい前にテレビを見ていたら、「モンスターモーニング」の中西学が愛知県一宮市で午前中いっぱいはしごする企画をやっていて、これはありだなと高まったので行ってきた。

高度経済成長期に繊維産業が盛んだった一宮市で、商談や打ち合わせに来ていた客にサービスとしてピーナツやゆで卵を提供したのがモーニングの由来らしい。

当日

夜行バスで朝5時にささしまライブに着いた。が、どこの店に行くか全然決められていなかったので、名古屋駅構内をぶらつきながらGoogle Mapのフィルター機能や一宮モーニング公式サイトを使って

■5時台からやっている
■車を使わずに電車で行ける

店を探した。

ichinomiya-morning.com

あまり頭も働いていなかったけど、とりあえず名鉄に乗って妙興寺駅に向かった。

1軒目 珈琲屋らんぷ

ドリンク(380円〜)にトーストがつく。 エッグトースト、小倉トースト、シナモントースト、ジャムトーストの4種から選べる。

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ホットミルクとエッグトーストを注文。 店の外には雪が残っているような寒さで温かい飲み物が本当に嬉しかった。 エッグトーストにはテリヤキソースがかかっていて初めて食べたような味だったけど意外と相性が良い。

朝5時から営業しており、まだ夜が明ける前からこんな贅沢なモーニングを食べれるのはありがたい。

2軒目 花ふぇおれ

珈琲屋らんぷを出て、3軒目に行くボヌールに行くために駅に向かっている途中で偶然見かけて引き込まれたお店。

ドリンク(420円〜)に様々な選べるモーニングメニューがつく。そのバリエーションはなんと30種類以上!

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定番のトーストだけでなく、炊き込みご飯やホットサンド、シフォンケーキ、夏にはなんとかき氷のモーニングもあるらしい。これは選び甲斐がある。 f:id:maricar9710:20180131012904j:plain f:id:maricar9710:20180131013034j:plain

たくさんの種類があって迷ったけどカフェオレと梅ご飯のモーニングを注文。 f:id:maricar9710:20180131012352j:plain

梅ご飯に出汁をかけていただく。うまい。 カフェオレにはホイップクリームがついてきて、このボリュームと贅沢感で420円はやばい。

偶然入ってこんなに満たされて幸せになれる店だったのですが、なんとこの花ふぇおれ2月末で閉店してしまうそう。残念。

3軒目 ボヌール

観音寺駅から尾西線に乗る。電車に乗ってすぐに駅の裏にいい感じのモーニングをやっていそうな店を見つけて嘆いていたが、どうやらそこの店のいい感じのモーニングはドリンク代と別料金取られるらしい。一緒にいた友人と「別料金は今回のルール違反だよね」と謎の価値観の一致をした。もしこの意見が一致しなかったら価値観の相違で離婚とかそういうのになるんだろうなと思った。そもそも結婚してないけど。

二子駅についてあまりの住宅地っぷりに、ここに本当にモーニングが食べれる店があるのだろうかと少し不安になる。縄跳びをしている子どもに元気よくあいさつされる。唐突過ぎてちゃんと返せなかった。10分ほど歩くと外観からして家のようなカフェ ボヌールに到着。店内もとてもアットホームな雰囲気。

ドリンク(400円〜)にパン、サラダ、ヨーグルトのセットモーニング。

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パンの見た目がかわいい。味ももちろんおいしかった。サラダにはスーパーフードのキヌアが入っていた。(自分はキヌアを存じ上げなかったが一緒に行った友人が教えてくれた。)

朝5時台から3軒回ったところで11時過ぎ。朝からこんなに楽しめて大満足。

その日の午後に観に行ったライブで、『いろいろ付いてくる、盛沢山、おトク感!』があるモーニングセットがグループ名の由来であるモーニング娘。の初期メンバーが集結するサプライズに遭遇できたのはまた別の話。