シネマで死ねない

語ることについて語るときに僕の語ること

140208 勝手に映画祭

バイト先の向かいのカフェで時間を潰している。

ここは平日ランチがあって喫煙席が広くスモーキングノマドの巣窟であるが

休日は意識の高い学生の巣窟と化している。

さっきも何処かの大学のミスコン担当者とアプリ開発者がお互いの思惑をめぐって‘ディスカッション’を繰り広げていた。

今は反対隣でトビタテ留学JAPANの話がなされている。国費留学生だってさ。

前に所属していた学生団体の名前が出て思わずチラ見してしまった。

 

 

そんな中窓の向こうの雪降る交差点の向かいのビルにはバイト先の映画館があって、

女子高生向けの東宝映画と

腐女子向けの松竹アニメ映画に混じって、

コアな映画ファン向けの映画祭、未体験ゾーンの映画たちがかかっている。

ミニシアターなのにスクリーンが3つもあるバイト先では、特集上映と通常興行が混在していて、

ユーロスペースとかもまあそうなんだけど、カサヴェテス特集一色のオーディトリウムとは一線を画している。というか客層もバラバラすぎて笑ってしまう。

いままでやってた特集だと、三大映画祭、TSUTAYA発掘良品映画祭、キネマ旬報ベストテン、シッチェスファンタスティックセレクション、最近の小規模特集だと北欧特集north side、スペインホラー特集スクリームフェスト、POVを集めた遺伝子震撼などなど。

 

特集上映は映画をある文脈に当てはめて見ることになるので、普通に見るのとは違う味わいがあって楽しい。

今年やろうと思っているのは

山下敦弘特集(助監督をしていた今泉力哉監督作品も含む)

てーきゅう映画祭(てーきゅうのタイトルに使われた映画)

アイドル映画祭

シネマライズでやってた作品映画祭

などなど。

くるり映画祭のような音楽つながりでるのもやりたい。