シネマで死ねない

語ることについて語るときに僕の語ること

『武器人間』ネタバレ

半分寝つつ映画観つつ書いてたら途中まで書いた記事が消えてしまいました。

 

友だちと観てきました、今月の(個人的)注目映画『武器人間』!

都内だとクイントでレイト1回のみなのでかなり混み合ってました。

それにしても女2人で観に来ているのは自分たち2人だけで

ほとんどが男性客、たまにカップルという感じでした。

 

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原題:FRANKENSTEIN'S ARMY

2013/オランダ、アメリ

上映時間84分

監督・原案:リチャード・ラーフォースト

配給:トランスフォーマー

 

 

(あらすじ)
ナチスドイツとソ連が激闘を繰り広げている第2次世界大戦の東部戦線。ある任務を下されたソ連偵察部隊は、ナチスドイツの占領地域へと潜入する。やがて、彼らは古びた教会で大虐殺が行われた形跡を目の当たりにする。さらに教会を調べる彼らは、その地下に迷路のように張り巡らされた通路と研究室を見つけ出す。そこでは、フランケンシュタイン博士の末裔(まつえい)が不死身の武器人間を創造しようと、死体と機械をミックスするという禁断の行為に手を染めていた。

 


予告編↓




入プレがあったり

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もらったのはモスキートマン。

イラスト展があったりなかなかサービスがいいところでした。

前日にチケット買ったのに顔覚えててもらったのか8Fに上がるなりスタッフの方が入プレ昨日渡しそびれたんですけどと持ってきてくれました。

 

んで、話の構成としては

トンデモ・モキュメンタリー・POV

という感じで、8ミリフィルムで撮影されたふりが何箇所かあって

フィルムが灼けて赤っぽくなっていたり

フィルム交換のために他の人にカメラを渡したり

あとPOVお決まりの、このフィルムが如何にして残されたかみたいなのがあってそこは楽しかったです。

 

ストーリーとしては

最初の方は進軍の様子ばかりでちょっとかったるかったです。

無線機が使えなくなったり

武器人間の残骸があったり

不穏な空気を出すのには必要だったのでしょうが、自分がこの映画に求めていたものはバカバカしさだったので中盤から後半のグロ満載シーンまでは結構退屈でした。

脳みそごとヘルメットが外れるシーンくらいからはもう完全に引き込まれて笑いっぱなしでした。

過度の残虐性は笑うしかないというのは『アフターショック』と一緒だなと思いつつ。

優秀なナチス脳とソ連人の脳をくっつけるとかいうブラックさもたまらなかったです。

それにしてもモスキート以外の武器人間の見た目がかっこ悪すぎてなんかもうそれも笑うしかないんですよね。

話のオチ、ずっと弱っちいと馬鹿にされていたサシャが反逆し、

スターリンに買われるというのもブラックすぎるし

 

残虐さとかブラックなのが好きな人にはオススメです。